なにわの語り部 たなかやすこ 講師
クラスカフェ
各班の夏休みの思い出作り
各班で遠足の行先の検討
南部4校のふれあい祭りについて
(演芸=ステージ発表・展示品)
たなかやすこ講師 熱心に拝聴のカレッジ生
住居を大阪の上本町から羽曳野市に変わられたが、老いの母の体調の衰えから
生誕地の上本町に再度変わられたところ、生家の周辺の幼少の頃からの
知り合いの人々との交流が復活した。しかし戦災で残った街の中でもあり、
戦後の耐乏の生活であった。この戦争の惨禍は後世に語り継ぐ必要ありと
自覚して語り部になった。
語り部の役は たなかさんに適任。講演での声量、声質、話振りの良さを
子供の聴衆から賞賛され自覚したと たなかさんは明かされる。
たなかやすこ 講師のプロフィール
田中康子さんは1937年・昭和12年大阪のお生まれ。大阪府立夕陽丘高校卒業、1955年、日本銀行大阪支店に勤務されます。
そこで従業員組合の人形劇に参加したのがをきっかけとなり 小野十三郎先生の大阪文学学校、杉山平一先生の大阪シナリオ学校
に 学び、1975年から大阪弁の語り「たなかやすこおはなし会」を主宰。以後40年あまりにわたり大阪弁による語りを続け、 空堀の自 宅 で開催する「おはなしさろん」は今年1月で177回を数えています。2006年「第9回なにわ大賞」を受賞、
季刊小冊子を「おはなしのたび」発行。
おもな著書に「お話の風が吹く」「お話の風を吹かそう」「三度戦争にいった父と私の物語」など。
三度戦争に行った父と私の物語
戦争とは 幸せな家庭を容赦なく 破壊してしまうもの
私の父は三度も戦争に行った
第1回目 大阪港 ➡ 上海 ➡ 大阪港
第2回目 広島 ➡ バイヤス湾 ➡ 広東 ➡ 南寧 ➡ 大阪港
( 2年3ヵ月間 出征 )
第3回目 門司 ➡ 釜山 ➡ 丹東 ➡ 徐州 ➡ 南京 ➡ 武漢 ➡上海 ➡ 鹿児島
* 出征年度調査中
この三度の出征も後方支援の建設部隊のため、幸いにして運のよい生還を
果たした。
そして 家族みなで戦後の耐乏生活を乗り越えた。
HP担当 の筆者の疑問として記す。
たなかやすこ講師の講義にあった「あたらしい憲法のはなし」の中で
戦争放棄を日本国民に教えた米国や戦勝国は、 日本に戦争放棄を流布しながら
なぜ戦勝各列強国は基地拡大、軍備拡張に走っていったのか。 ?
現在の核兵器の大量保有から、全世界の平和への道はあるのか。
どのような道なのか。
参考資料 1⃣
講師から分けていただいた本
たなかやすこ 講師の編集の
『 おはなしのたび 』No.87 2021年 7月発行に
私の今までの疑問点
「 唐の鑑真和上は 困難を押してなぜ日本に来られたのか。」の
回答がありました。
長屋王が眠る平郡の里―高林節子投稿
『おはなしのたび』No.87 p17より抜粋
長屋王がのこしたもの
山川異域 風月同天
寄諸佛子 共結来縁
(意訳) 日本と中国は 山川は異なっていても、
同じ天空の下、ともに永遠の絆を結ぼう
仏教を篤く信仰していた長屋王は、ぜひとも きちんとした仏教の
教義解釈のできる高僧に日本に来ていただいて、正しい教義を広めて
ほしいと願っていました。
そこで一千枚もの大量の袈裟に上記の漢詩を刺繍させ、遣唐使に託して
中国の僧侶に 贈りました。
その一枚が鑑真和上(688~763年)の目に留まり「このように信心深い方が日本に
おられるのなら、ぜひ真の仏の心を伝えたい。」と日本行きを決意、五回も難破して盲目に
なりながら、六回目にして日本に渡航を果たし(753年)、仏教の発展に生涯を費やされました。
そして 唐招提寺を開山されました。
今までの疑問が解けました
参考資料 2⃣
たなかやすこ 講師の編集の
『 おはなしのたび 』No.87 2021年 p16より抜粋
木津川 計 さんの「ラジオ・エッセイ」 たなか やすこ
NHK第一で 毎週水曜日 午後4時30分~
大相撲中継時は延期
今年で42年目に入る
木津川 計 さんのプロフィール
1935年生まれ
現在立命館大学名誉教授
立命館大学教授・和歌山大学客員教授を歴任
1988年5月で終刊した「上方芸能」の元発行人
1998年菊池寛賞受賞
ぜひ「ラジオ・エッセイ」でこの語りを聞き比べてください。 なんとこの語りはすばらしい!
クラスカフェ
テーマ 各班の夏休みの思い出作り (各班ごとの)
各班で遠足の行先の検討
南部4校のふれあい祭りについて
(演芸=ステージ発表・展示品)
各班の活発な協議が行われ次回の協議でまとめる。
筆者の思いを記すと
さあ皆でどこへ遊びに行こうか。楽しい語り合い。これって私たちのあの若い頃の家族つくりの
頃に似ていないかなあ。あの頃ーー若い頃のあの家庭、家族ーー
子育ての多忙な頃、共に遊ぶ時間もなし、精一杯の家計、子供がいて親がいて 必死に生活して。
あの頃に今日のような遊ぶ日、遊ぶ場所の家族の話し合いがしたかったなあ ――なつかしいな。
そんな思いの中で、皆、それぞれ 主張しているように思えました。
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