3月17日 第24回講座

令和5年3月17日(金)市民会館3階農林会議室において、府民カレッジ富田林校の令和4年度学習成果発表会及び修了式が挙行された。

 府民カレッジの泉川理事長からは、書面にて「2022年度府民カレッジ修了にあたって 受講生の皆様へ贈る言葉」が贈られ、その中で学び愛、ふれ愛、および地域愛の観点から富田林校の活動にふれられ、最後に一緒に生涯現役宣言を行いましょうと結ばれた。

 府民カレッジからは大畠理事が出席され、ご挨拶と修了証書の贈呈を行ってくださった。

 成果発表会も各班の個性あふれた発表が行われ、熱心に友の発表を聞きいった。また個人の振り返りでは、それぞれの生きざまあふれるスピーチがなされ

感動を与えた。また勇退される澤田dirと大畠理事に感謝の花束贈呈がされ、最後はグータッチで一人一人との触れ合いを体感し最後の日は終わった。

 


成果発表会



成果発表会の内容

             各班の発表の様子
             各班の発表の様子

1班は[私たちの脳は蘇る。]ではアンチエイジングでなくスマートエイジングを提唱された。また[楠7つの城]では、富田林近郊にある楠木正成ゆかりの7つの城跡現地調査結果を発表された。

2班は現下の3禍(コロナ、戦争、ミサイル)に関して、早く収まるように東大寺にお祈りに行き、関連する古都奈良に関する話題をオムニバス的に数字で発表された。

3班は[人生100年時代 元気に過ごす]で、長寿遺伝子から、パタカラ歌、指体操、替歌歌唱、おもちゃつくりとカレッジの聴講テーマのような面白い発表であった。

4班は美具久留御魂神社にスポットを当てて、神社の説明、裏山古墳群、周辺の史跡と続き、最後は3人の情感あふれる朗読劇風紙芝居で民話「涙垂の梅」の熱演であった。

 


修了式


            当日修了生が授与された修了証書  
            当日修了生が授与された修了証書  

修了式式次第

・府民カレッジ 大畠理事挨拶

・修了証書授与 プレゼンター大畠理事

・皆勤賞授与  プレゼンター澤田ディレクター

・振り返り(修了生一人ひとりより)

・サポーターの一言

・修了生へのはなむけの言葉

  日高ディレクター

  澤田ディレクター

・大畠理事・澤田Dirへ感謝の花束贈呈 

  プレゼンター 田中さん、高田さん

・お別れグータッチ 参加者全員で

 


大畠理事挨拶

ガンジーの生まれ変わりと自負される大畠理事は、ガンジーの次の言葉を引き合いに出され、当日の成果発表会の出来について、謙虚に学んだ結果であると称賛された。具体的には、歴史考証の深さ、朗読の巧みさ、東大寺の建設費の考察に関して言及された。

 

ガンジーの言葉

明日死ぬかのように生きなさい。永遠に生きるかのように学びなさい。

 

この言葉のように今後もどん欲に、謙虚に学んでほしいと締めくくられた。

 

今後の富田林カレッジの方向として次の点を強調された。

1,ふれあいの観点より、OB・現役を巻き込んで、サークル活動を中心に同窓会を立ち上 

  げ、近く同窓会総会を開催する。街歩き、カラオケ大会等サークル内容に提言をくだ

  さい。

2,学びあいの観点より、来年度より半年間の短期講座を、とんカレと同じ場所で開催す

  る。内容は文学と歴史に絞った形で5月よりスタートする。50名の定員は確保できた。

3,地域愛の観点より、とんカレと兄弟校になる松原校の開設準備をしている。次年度の

  開校を目指している。新たな仲間が増える。

 とんカレを第2第3の故郷ををモットーにとんカレを運営してきたが、来年度は5名の方が

 カムバック受講してくれることになった、うれしい限りである。

 

 


修了証書授与

 1年間を終え、成果発表も無事終えて、大畠理事から修了証書を授与され、理事とともに撮影された皆様の顔はいい顔をしています。新たな目標をもって次なる挑戦に臨もうとしている顔のようにも見えます。人生100年時代です。

 本当にお疲れさまでした。


個人の振り返りスピーチ

 元気に皆勤で出席できた人、出席日数が不足で終了できなかった人、残念ながら途中で退校された人、来年も受講される人、修了し新たな挑戦に挑む人、奥様の介護をしながら出席続けた人、いろんな生き様で生きている皆様のお話を聞いた。一人一人の言葉に、感動し、触発され、影響を受けた。

 カレッジと言う空間がなければ、本来出会うべくもなかった皆様と1年間同じ場所で同じ時間を共有したことは忘れないであろう。

 一人一人が元気で生涯現役を維持できることを祈ってやまない。 同窓会で再開できることを切望いたします。

 


はなむけの言葉 澤田ディレクター

澤田Dirは、今年度をもってディレクターを勇退される。勇退されるにあたって、様々なことを回想され、先日実施した修了旅行のことを言及された。

「5年間のディレクター生活であったが、コロナ禍で3年間は何もできず、1年目と5年目の今年に修了旅行が出来た。おかげで今年は天気も最高によく、安全も確保され楽しい旅行が実施できたことは、本当に良かったと思う」

また当日開催された成果発表にも触れられた。

「今日の成果発表をじっくり聞かせてもらって、各班が一丸となって、楽しみながら挑戦されたことを実感した。そしてそのまとめられた結果から、一人一人が前向きに取り組み、自分のものとしていることに感動をした。自分にとって知らないことも多く、今日聞かせてもらって、非常に勉強になった。

ありがとうございました。」

同窓会の設立にも触れられた。

「自分のOBとして参加するつもりだが、ふれあいを高めるため、クラブ活動を是非提案して欲しい。そして同窓会が成長するようお互いに努力しましょう。」

 今後はトンカレからは離れて、お好きな音楽や朗読について、若い人に教えていかれるそうである。

先生のご指導に感謝し、先生の益々のご健康とご活躍を祈念したい。

本当にありがとうございました。先生のご苦労を私たちは決して忘れません。


はなむけの言葉 日高ディレクター

日高ディレクターは本日の成果発表会に関して触れられた。

「各班の熱量のすごさ、濃密な内容に感動した。非常にマニアックな分析から、人情味あふれる朗読劇まで、各班の個性がよく出た素晴らしい内容であった。手放しで拍手喝采したい」

 

そして我々に贈る言葉として、サムエル・ウルマンの詩「青春」の冒頭部分を紹介された。

  

 青春とは人生のある期間を言うのではなく、心の様相を言うのだ。
 優れた創造力、逞しき意志、炎ゆる情熱、怯懦を却ける勇猛心、
 安易を振り捨てる冒険心、こう言う様相を青春と言うのだ。

 年を重ねただけで人は老いない。理想を失うときに初めて老いが来る。
 ・・・・・・・・

当日の発表内容に、年齢的には高齢化しているが、まだまだ青春を持ち続けている我々を見て、感動され、今後も理想を持って青春を謳歌することを

 

期待されたのだと思った。

 


感謝の花束贈呈


編集後記に代えて

 1年間トンカレホームページを見ていただきましてありがとうございます。内容はいかがでしたでしょうか?

 ホームページ作成は、不慣れな4名でスタートしましたが、1名の退校があり、3名で交互に担当してきました。中村様がスケジュール管理をして下さり、担当を忘れることなく最終ゴールまで来ました。

 講座から1週間以内のアップを目指してきましたが、結構きつかった気がします。個人的には、新たな挑戦と言うことで参加いたしましたが、非常に勉強になりました。

 また、4名で一文集”きらりハート”も同時にスタートさせました。上田様のご尽力で形はできたのかと思っています。

私たち3名 (中村、上田、内海)の出会いで、ホームページときらりハートを1年間続けることが出来ました。感謝するとともに誇りすら感じます。

 1年間読者としてお付き合いいただいた皆様に感謝いたします。ありがとうございました。お元気で。