11月11日 第15回講座

午前の部 ニュースポーツを楽しむ 門中嘉代子先生

    ニュースポーツを説明する門中先生
    ニュースポーツを説明する門中先生

ニュースポーツを楽しむ

富田林レクレーション協会理事長 門中嘉代子先生

 

1,準備体操

 ①体ほぐし体操

 ②ストレッチ  

2,ニュースポーツ

 ①ペタンク

 ②カーリンコン

 ③パフリング

 ④なべなべそこぬけゲーム


1、準備体操(体ほぐし体操、ストレッチ)

 準備体操は、どの筋肉のためにを理解し、呼吸とイメージが重要。漫然としないこと。

 ①どの筋肉のためか?今の動きはどの筋肉を動かしているのかを理解する。

 ②呼吸は止めないで、息を吐くことが重要。

 ③イメージは例えば背中を伸ばす場合、背中にコップを置くイメージが重要。

  と門中先生は指導されていました。


2,ニュースポーツの実施


ボッチャに似た競技でフランスで考案されたスポーツ。正式には 鋼球を用いるのだが、本日はより安全性を考慮したニチレクボールを実施した。

コート 幅4m、長さ15m 競技ゾーン610m       ボール 直系700mm、重さ400

  ゲームは黄色いターゲットにどちらが近づけられるかを競う。専攻がターゲットを投げ、それに近づけるようにボールを投げる。後攻は専攻の投げたボールよりターゲットに近づける まで投げる。これを繰り返し、ボールがなくなった時点でどちらが近いかを競う。                                                                                                                                                                                               

手の甲を上にしてボールをつかみ(野球のパームボールの握り方)、アンダーハンドスローでボールに逆回転をかけるように投球するのがポイント。

見ていて感じたのだが、ゴルフのロブショットのように、ボール落下地点をイメージし、バックスピンをかけてふわーっと上の方へ投球すればうまくいくように思う。

各人各様の投げ方、結果に対する反応が面白かった。


名前の由来は「カーリング」と、円盤同士がぶつかる「コン」という音から来たもの。

直径12センチ、重さ約80グラムの円盤使用。

ルールは「ポイント」と呼ばれる直径6センチの円形の目標に向け、2チームが交互に円盤を6枚ずつ投げ、ポイントまでの近さを競う。ポイントをはじいて動かすこともできるが、裏返ってしまった円盤は相手チームのものとして扱われる。競技者に激しい動きは必要なく、たった一投でも戦局が変わる。そのためいろんな戦略が立てられる。

日本カーリンコン協会(大阪府枚方市)によると、カーリンコンは2006年に大阪で生まれた。

カーリンコンは、カーリングのように床上を滑らせるのがポイント。低く構えて、ターゲットを狙って、近づけるのか、ずらすのか、また相手円盤をはじくのによって投げ方を調整するのがだいご味である。

投げ方としては、フォワハンドでなく、バックハンドで円盤を回転させて投げ、ターゲットが遠い場合や相手側円盤をはじくときは、スピンを大きくかける。ターゲットが近い場合はスピンをあまりかけないで投げるのがポイント。

滑らせないと、円盤がひっくり返り相手側の円盤となってしまう落とし穴が待っている。この想定外の結果もまた面白みの一つである。

各人の投げ方、戦略とその通りなるかが見ていて楽しかった。


ドーナッツの形をした手触りのよいパフリングを持っての遊びを2つ教わった。今回のゲーム以外にも輪投げ等にも応用できる優れものの遊具である。

今回は”投げる”機能を利用し、ジャグリングのように1人で投げる、2人がチームとなって投げ合うゲームをした。

またパフリングを両サイドからお互いに握って間接的に手を握る機能からなべなべそこぬけ遊びを実施した。

パフリング投げ合い(ジャグリング的)

1人でやる場合は昔やったお手玉のように。

2人でやる場合は、それぞれのパフリングを相手に投げ、掴んでまた相手に投げるゲームを実施した。掴む手、投げる手によって幾通りの遊びができる。

息があったチームはすぐに流れを作れるが、そうでないチームはかなり手こずられていた。相手の呼吸をうまく読むことが良い結果を生むようである。


”なべなべそこぬけ、そこがぬけたらかえりましょ”と歌いながらやるゲーム。今回はパフリングを介して手をつないで、裏返るゲームであった。

『なべなべそこぬけ』のルーツと思われるわらべうたの歌詞は、江戸時代後期に出版された童謡集「竹堂随筆(ちくどうずいしゅう)」に収められている。

    ♪かァごめかごめ。かーごのなかの鳥は。いついつでやる。

     夜あけのばんに。つるつるつっぺぇつた。

      なべのなべのそこぬけ。そこぬいてーたーァもれ。♪

なべなべそこぬけゲームの肝は、リーダーシップとチームワーク。誰がイニシアチブを取るか、そのリーダーの率先垂範に皆が従うか、そして全体一致してリーダーが描いた行動を完遂できるかどうかがだいご味である。

2人から4人、8人、16人、そして全体と数を増やしてゲームを実施した。

全体30数人の輪を、自発的に買って出られたリーダーのもと、完遂できた光景は、トンカレの見事なリーダーシップとチームワークだあった。日英米韓のリーダーに見せたかった。


午後の部 クラスカフェ

クラスカフェメニュー

①修了旅行の行き先の決定

②成果発表に向けて、各班の取り組む課題の検討

③4班の夏季校外学習発表

④南部4校ふれあい祭り最終確認

⑤富田林校同窓会設立について、令和5年受講者受講応募状況について


修了旅行行き先決定

①各班案の検討

②各班班長より各班アイデアのプレゼン

③全員の挙手で2案を抽出

④全員の挙手で最終案の決定

 

決定事項

日時 令和5年3月4日

場所 淡路島花まつりと渦潮観光

 詳細 修了旅行委員で詰める


熱心なクラスカフェの状況

                    各班とも熱心に、それぞれの班の特徴で討議している様子
                    各班とも熱心に、それぞれの班の特徴で討議している様子

所感

輪を以て貴しと為す

全員で手をつなぎ、裏返ると言う困難に立ち向かい、達成した喜びは、午後のクラスカフェにも影響した。パフリングでの接触であったけど、手をつなぐことより始まる輪は、心身の和につながったと思う。改めて素晴らしいクラスメンバーにありがとうと言いたい。またご指導の門中先生、企画されたDRの先生方にも感謝したいと思います。